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まつ毛育毛で知っておきたい毛周期!

2020年04月29日
目が美しい女性

まつ毛が抜ける・長さもなく貧弱でスカスカな印象が目立つ、このような悩みに重いあたりがある方は真剣にケアを考える必要があります。睫毛のボリュームには遺伝子レベルでの違いがあり、同じ環境で生活していても個人差が大きいのは確かですが、病的にボリュームを欠いている可能性が高いからです。睫毛の成長に異常を来たしている状況を睫毛貧毛症といいます。頭髪と同じように一定期間経過すれば、抜け落ちてしまって、新たに発毛することでまつげのボリュームは一定レベルに維持されています。ところが毎日のアイメイクによる刺激や、乾燥した空気・紫外線の影響など色々な要因で、このコンディションが乱されてしまうことがあり、睫毛貧毛症の発症につながるわけです。

睫毛貧毛症のケアや治療を実践する前提として重要なのは、まつ毛が発毛してから成長する過程を経て成長を停止し抜け落ちるまでの一連の過程を把握することにあります。頭髪を初めとした体毛には、発毛から脱毛し再び生えてくるまでの一連のサイクルをくりかえすことで、極端な増減を来たさないシステムが備わっています。これを毛周期と言いますが、期間の長さは体毛が生えている部位により異なります。頭髪などは長く太く伸びることが可能なので、毛周期は数年以上にわたりますが、まつ毛の場合はせいぜい数ミリの程度なので、毛周期も数ヶ月程度で完了します。まつ毛の毛周期は発毛して成長する成長期をへて、急速に成長のスピードが衰える退行期、休止期を経て最終的には脱毛に至ります。睫毛貧毛症では毛周期の中でも、成長期の期間が短縮するので十分な長さや太さをもつ前の段階で脱毛してしまう結果、すかすかで貧相な印象になるわけです。

ルミガンなどの治療薬に含まれている有効成分ビマトプロストには、毛周期に直接作用します。まつ毛の元になる細胞が存在する毛包には、プロスタマイド受容体が分布しています。ルミガンの有効成分ビマトブロストは、プロスタマイド受容体を結合します。その結果プロスタマイド受容体は活性化されるので、休止期から成長期への移行が促進されます。プロスタマイド受容体の活性化により、休止期が占める割合が減少し成長期の伸長につながります。さらにビマトブロストはメラノサイト活性作用に優れるプロスタグランジンにも化学的構造が類似しているので、メラニン色素の生成も促進する作用があります。メラニン色素の生成で黒々と力強いまつ毛の育毛が促進される効果もあるわけです。